A.Sさん 31歳 滑川町
A.Sさんは多のう胞性卵巣症候群で受精卵が胚盤胞まで成長しても胚盤胞のグレードがあまりよくなく、以前に2回移植をしていますが着床できませんでした。
当院へ来院してすぐに移植しましたが残念ながら着床せず。病院の先生には卵子の劣化が原因だろうと言われてしまいました。
もともと食事や運動は気にして生活していたA.Sさんですがプラスアルファで生活習慣を改善して頂きました。
A.Sさんは甘いものが好きでしたので控えて頂きましたが、それがストレスになってしまう。と辛そうでした。ですがなんとかがんばって頂き、甘いものを食べずに過ごせるようになった頃に再度移植となりとうとう着床することができました。
しばらくはつわりがあり辛かったと思いますが無事に安定期を迎えることができました。
多のう胞卵巣症候群とは十分に大きくなれない卵胞が卵巣の中にたくさん残ってしまい、主に排卵障害やホルモン異常を起こします。多のう胞性卵巣症候群の人は糖を代謝する力が落ちてしまいやすいという特徴があります。うまく糖を代謝できないと2型糖尿病や妊娠糖尿病、メタボ、心血管疾患、脂肪肝等のリスクがあります。
甘いものには依存性があるので食べすぎは要注意です。A.Sさんはがんばって妊娠前に甘いものへの依存を断つことができました。本当に良かったです！
お二人目の妊娠に備え、甘いものは控えめに過ごしていただけると良いですね。
