M.Aさん 41歳
Mさんは結婚されて6年が経ち、1年前からは不妊外来を受診してタイミングを診てもらっていましたが、
なかなか妊娠には至らず、転院して体外受精へとステップアップを考えているタイミングで当院にいらっしゃいました。
鍼灸は一週間に一度ぐらいのペースで通院していただき、漢方との併用で治療を開始。
Mさんは来院される前から、食事・運動・睡眠と基本的な養生をしっかり実行されていて、それによりご自身でも体の変化を感じ、養生の大切さを理解されていました。
もともと卵巣嚢腫はありましたが小さくて問題はないと思われていましたが転院を機に再検査したところ片方の卵巣に嚢腫が多発していて内膜ポリープもあることがわかりました。
手術をする必要がありましたが、その前に採卵をすすめることになり初めての採卵で無事に凍結もできました。
術後の状態が安定するの待って移植の予定でしたがコロナ禍ということもあり手術の予定も延びてしまい移植までには少し時間がかかってしまいました。
そして待ちに待った初めての移植で妊娠されたのです!
移植までに時間がかかったことがむしろ着床の準備につながったのでしょうね。
妊娠後はつわりがひどくて大分苦労されていました。
お仕事は夜勤があったりとかなり労力を必要する職場のようでしたが負担を軽くしてもらいながら頑張って続けていらっしゃいました。
赤ちゃんは順調に育ち、安定期に入って無事に当院のご卒業を迎えました。ご自身でも転院してからここまで順調に進み、嬉しさはもちろんのことですが心配もあったようです。
安定期に入り、赤ちゃんの性別が望まれていた女の子とわかり嬉しそうに微笑んでいらっしゃいました。
元気な赤ちゃんを出産されることを心からお祈りしています!!