AMH(抗ミュラー管ホルモン)が低い

I.Yさん 33歳 川越市

Iさんは3年前に結婚されて、なかなか妊娠には至らず1年前から不妊専門のクリニックに通院されており、いろいろな検査の結果、IさんのAMH(抗ミュラー管ホルモン)の値が年齢の平均より低いことがわかりました。
しかし、それ以外にはご夫婦ともに大きな問題はないということです。

体外受精まで治療をすすめていましたが妊娠には至らず、何か出来ることはないかと悩まれた末に来院されました。

Iさんは10代の頃には冷えが強く体調不良になるこがあり、漢方を服用して改善していた経験があり、今回も妊娠にに向けて体質を改善するために、すでに漢方を服用していました。
また、お食事もバランスを気にしながら3食しっかり召し上がっていたようです。
学生の頃は陸上部というこもありランニングなど運動もされていて、養生も頑張っていらっしゃいました。

まずは鍼灸を1週間に1度のペースで通って頂きながら次の移植に向けて治療を始めました。
残念ながら次の移植では妊娠には至らず、また採卵からのスタートになり、Iさんの心と身体へのダメージは大きかったようです。それでも前向きに治療を続けていく元気を取り戻していかれました。

そして来院されて4ヶ月が経った頃、待ちに待った日が訪れ、ついに妊娠されたのです!

元々、食の細いIさんですが妊娠6週以降はつわりがひどく、食事の量もだいぶ減っていたこともあり、お仕事は通勤も困難でリモートにしてもらっていたようです。
鍼灸はつわりの様子をみながら無理のないように通っていただきました。

そして安定期に入って、つわりのピークも過ぎてだいぶいろいろ食べられるようになり、お顔も元気になって無事にご卒業されました!

ご自身でも養生を頑張っていらっしゃったIさん、その甲斐あって早い時期に妊娠されたと思います。
この先もぜひ養生を続けて元気な赤ちゃんをご出産されることを心からお祈りしています!