気虚症
気とは身体の中を流れるエネルギーです。
気には体を働かせたり体を温める等色々な作用があります。
気虚はこの気の作用が低下した状態を言い、体のパワーが不足しているといえます。
気虚の状態になると疲れやすい、胃腸が弱い、汗をかきやすい、冷え、血液のめぐりが悪くなるなどの症状が現れ、不妊の原因にもなり、多のう胞性卵巣症候群などの病気の一部も気虚の状態と考えられます。
気虚症の方は食事から気を補うことがとても大切です。食事から気を補うのにはまず胃腸を整える必要があります。そのためには食事はよく噛み、腹八分目でおさえるようにしましょう。適度な運動や十分に睡眠をとることも大切です。
食事は、体を冷やす冷たい食べ物、飲み物、甘い物は控え、体を温め気を補う作用のある、肉類、ウナギ、山芋、キノコ、豆類、しょうが等を積極的に採りましょう。
その他に気を使いすぎないことも大事な要素です。湯舟に長くつかって汗をかきすぎたり過労でも気を消耗してしまいます。ストレスが多いのは現代人の特徴でもあり、最近はサウナに頻繁に入る方も増えているようで、気を浪費しやすい生活が一般的になっています。
みなさん上記のことに気を付け、気虚証にならないような生活を送りましょう!