K.Sさん 37歳
Sさんはご結婚されて半年ほどで産婦人科に通院を始め、タイミングを診てもらっていましたが妊娠には至らず、そろそろ人工授精に進もうかというタイミングで当院を訪れました。
病院での血液検査の結果はPRLの値が高く、それ以外は特に問題はありませんでした。
PRL(プロラクチン)というホルモンは妊娠した時に母乳の分泌を促す作用がありますが、PRLの数値が高いと授乳中と同じような作用が卵巣へ働くことになり、排卵障害や無月経になることがあり妊娠に影響を与えます。
Sさんは薬でPRLの治療をしながらAIH(人工授精)へすすまれました。
そして鍼灸を始めると徐々に体の変化を感じ、生理症状は軽くなり、肩こり、腰痛も前ほど気にならなくなってきたのです。
また、サプリを取るようになり質のいい睡眠が取れるようになったり、養生も少しずつウォーキングやストレッチなど忙しい時間の合間をみて頑張っていました。
そして5回目のAIHで待ちに待った妊娠が訪れました!
でもSさんはつわりの症状がほとんどなく、逆に不安になったり、実感がわかなかったようです。
安定期に入りましたが仕事が忙しく、体調が心配ということもあり、16週まで施術を受けられました。
お仕事が産休に入るまであと少し!20週になれば胎動も始まり、赤ちゃんを授かったという実感がわくのでは。でもお仕事を頑張りすぎないようにしてくださいね!