埼玉の子宝鍼灸専門の鍼灸院

Sさんは、ご結婚されて半年ほど過ぎたころ、妊娠を望まれて病院へ検査に行かれました。
結果は子宮筋腫、右卵巣のチョコレート嚢腫、右卵管閉塞ということでした。

状態としては筋腫は妊娠には問題はなく、右卵管、卵巣は経過観察でした。病院で不妊の治療を初めて２年が過ぎ、体外受精、顕微授精と行ってきましたが妊娠にはいたりませんでした。

次の移植に向けて身体を整えていきたいということで来院され、鍼灸と漢方併用で治療を始めたところ、１カ月ほどで冷えも感じにくくなり、生理に伴う症状も軽減してきました。

採卵では3コの卵子が採れて、そのうちの２コが胚盤胞まで育ちました。今までは採卵しても１コ採れればいい方だったのに、とSさんは驚いていらっしゃいました。

Sさんは病院で不妊の治療を始めてから、精神的にイライラすることが多くなったとお話しされていました。色々とストレスもあったのでしょう。それでも妊娠にいいということは積極的に取り入れて習慣にしていました。

食事や運動、生活のリズムなど養生の部分をコツコツと見直しをされて頑張ってこられたのだと思います。

そしていよいよ採卵の次の周期に移植。その結果、嬉しいご報告を頂くことができました！
〝陽性反応がでました！＂と言われたSさんの笑顔がとても可愛らしくて印象的でした。

陽性反応が出ても妊娠に伴う症状がないことに不安を感じられていましたが、心拍確認ができる頃にはつわりもでてきて安心されたようです。

安定期に入るまであと少し！Sさんの頑張りが実を結んだことが何より嬉しいです！