Sさん 26歳 入間郡
Sさんは以前、生理痛が辛いためにピルを4~5年飲んでいました。最近は妊娠を希望するようになってピルをやめましたが、生理周期が乱れるようになってしまい、それと共にニキビも増えてしまいとても悩んでいました。
ご主人が不妊で当院寄居店を利用していたこともあり、Sさんも坂戸店で鍼灸をしてみるということでした。
Sさんは妊娠するために生活習慣は気にしていましたが、いままでやってきた事以外のこともアドバイスさせていただき取り組んでくれました。
ご主人が精索静脈瘤の手術を受けた頃、金銭面の問題から一時坂戸店でも鍼灸は中止となりましたが、その半年後からまた再開となりました。精子の状態は改善したということでしたが、Sさんの多のう胞性卵巣症候群が判明し、3カ月に1回程度で排卵が起きていなかったことが分かったのです。ただ、病院でホルモンのお薬を出してもらったところ毎回排卵するようになっていました。
その後、何回かタイミング法を試みましたが妊娠に至らなかったため、人工授精へと踏み切りました。すると1回目の人工授精で妊娠することができたのです!
Sさんご夫婦の妊娠は精索静脈瘤や多のう胞性卵巣などの原因疾患があり病院の治療が不可欠でした。
ただ、病気を持っていながらも夫婦で治療に向き合い、鍼灸や生活改善で体調を整えたことも当院へ来院して1年(半年はお休みしていたので実質半年)という比較的短期間で妊娠できた理由ではないかと思います。
今後も冷えに気を付けて、新しい家族と共に元気で過ごしていってくださいね!