たんぱく質には妊活中に大事な働きがいっぱいあります!
①生殖器官、生殖細胞はたんぱく質からできています。
卵巣、子宮はもちろん子宮内膜の大部分がたんぱく質からできています。
また生殖細胞の卵子・精子は、たんぱく質が不足すると生命活動に直接的に関係ない機能なので栄養を届けるのは後回しになってしまいます。
②血流を良くしてくれる
全身に血液を送り出す心臓と筋肉はたんぱく質からできています。
日本人の女性は筋肉量が少ないので冷え性になっている方が多いです。
朝食にたんぱく質をしっかり摂ると筋肉が維持しやすくなるといわれています。
また、たんぱく質とビタミンDを一緒にとることで筋肉の強化が期待できます。
③卵子の質を改善する抗酸化成分を分泌するカギとなる
抗酸化成分は体内で生成されています。若い頃はたくさん分泌されている抗酸化物質ですが男女ともに40歳前後から分泌量が低下してきます。
体力の衰えや卵子の質の低下の原因の一つとされています。
メラトニンなど体内で生成される一部の抗酸化物質はアミノ酸がカギとなって分泌されるのでアミノ酸になるたんぱく質を補うのは大事なことです。
④受精卵を受け入れる免疫となる
着床期の子宮内膜では異物を排除しようとする攻撃性の強い免疫より、受精卵を受け入れる受容型の免疫が多くなります。
これらのヘルパーT細胞と呼ばれる免疫もたんぱく質からできています。
⑤糖代謝異常を防ぎ妊娠しにくい体質を改善してくれる
多嚢胞性卵巣症候群との関連性が指摘されている糖代謝異常。たんぱく質を朝ご飯にしっかり摂ることで1日の血糖値を一定に保ちやすくし、食前に摂ることで急激な血糖値の上昇を抑えます。
さまざまな面から耐糖能異常の予防をし排卵障害などの原因の1つである多嚢胞性卵巣症候群になりにくくします。
⑥子供の将来の知能発達を守る
妊娠初期~妊娠中期に母親のたんぱく質摂取量が少ないと、子供が3歳前後になった時点で知能発達の遅れがみえることがわかってきました。
たんぱく質は妊娠しやすくするためだけではなく、子供の将来を守るためにも大事な栄養素です。
それぞれの栄養素は経口摂取したのち、吸収・代謝をされてようやくそのパワーを発揮します。たんぱく質だけではなく吸収・代謝にはさまざまな栄養素が絡んできます。
妊娠しやすい体づくりにはたんぱく質を摂ることと、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。