卵子の質向上に漢方も併用

M.Cさん 40歳

Mさんはご結婚をされて7年、4年前から不妊治療を始めていました。
タイミング、人工授精では妊娠に至らず、体外受精に進み移植をされて陽性の判定が出たこともありましたが稽留流産と残念な結果になっていました。

しばらくは病院の治療をお休みして体調を整える時間にしたいということで来院され、不育症などの検査を進めながら鍼灸治療をスタートしました。

Mさんはここ半年程は不眠症状にも悩まされており、辛い経験、妊活のストレスによるものだと自覚されていました。
しかし鍼灸治療を始めると徐々に眠れる日も増えてきたようです。

不育症等も心配され、検査もしましたが問題はありませんでした。
その結果もふまえ、卵子の質を上げ、更に体質の改善を積極的に進めていこうと漢方の併用を始めました。

来院されてから4カ月が経つ頃には病院の治療を再開。採卵して卵も凍結できました。
そして、その後2回目の移植で妊娠されました!

つわりがすぐに始まり、症状がひどく家から出られない状態になってしまい、鍼灸治療はその後は受けることができませんでしたが、安定期に入りつわりが落ち着いた頃にはお顔を見せてくれました。

まだまだ心配は尽きないと思いますが元気な赤ちゃんをご出産されることを心からお祈りしています。