「自律神経」ってよく耳にしますね。自律神経が整っていたほうがいいらしいが、自律神経ってどんな神経?と思う方は多いかもしれません。
そこで、自律神経についてお話します。
自律神経には2種類あります。活動時や昼間に活発になる「交感神経」と、安静時や夜活発になる「副交感神経」です。
この二つは常にどちらかが活発になりもう一方が緩んだりしています。自律神経の働きはたくさんあり、血管や心臓、消化、代謝、体温、排泄、生殖など、あらゆる自律機能(本人が動かそうと思っても動かせない機能)をバランスを取りながら調節します。
現代の日本社会では、過度の労働やストレス、夜型の生活などで「交感神経」が活発になる時間が増え過緊張を起こし、自律神経の乱れを起こすケースが多くあります。特に冷えや肩こりなどで悩む方の多くは「交感神経の過緊張」状態と言えるでしょう。
交換神経が過緊張状態になると血管は収縮して血流が悪くなります。その結果として肩こりや冷えを引き起こすんですね。
そして体の機能は自律神経だけでなくその他の神経や内分泌(ホルモン)とが互いに協調し合いながら働いています。
自律神経が乱れてくるとその他の神経や内分泌にも影響を及ぼします。乱れがひどくなると不妊はもちろんその他の病気や鬱症状が出てきたりします。
いかに自律神経が体にとって要であるか分かって頂けたでしょうか?
自律神経は背骨の辺りから出てきて各々の場所へと伸びていますが、その一部は首にある「星状神経節」というところを通ります。
この神経がまさに血管収縮を起こす交感神経です。
当院ではこの星状神経節に特殊なレーザーを当てて交感神経の緊張を緩める治療を行っております。
仕事や不妊治療によりストレスを感じている方、肩こり、冷えのある方、ぜひお試しください。