「赤ちゃんが欲しい!」と妊娠を望む女性にとって一番気になるのは老化ですね。刻一刻と過ぎていく時間。ご自身の妊娠できなくなるであろう日を考えると不安でたまらなくなります。
そこで、少しでも老化をくい止め、もちろん妊娠しやすい身体づくりのためにできることの一つとして運動をお勧めします。
そもそも老化とはどんなことが起きているのでしょうか。
身体に老化を起こす原因の大きな一つとして「酸化」が上げられます。「酸化」とは簡単に言うと身体が錆びること。酸化は酸素を取り入れて生きている私達には常に起きています。身体に取り入れられた酸素はほとんどがエネルギー産生に使われますが、エネルギー産生に使われなかったわずかな酸素は体内で「活性酸素」へと変化します。活性酸素は元々は菌などの外敵を退治するために働きますが過剰に活性酸素が発生すると身体を錆びらせ老化だけでなく代謝の低下、ホルモンの効き目を低下させ、細胞をガン化させてしまうこともあります。そして、この活性酸素を防ぐのが身体の抗酸化力です。
この抗酸化力を高める為には運動がとても効果的!
当院では20分から30分のウォーキングを週3~4回やるのをお勧めしています。息が切れるくらいの速さでトコトコと歩くと良いでしょう。
プラスαでスクワットなどの筋肉トレーニングも、週2~3回できるとなさらに良いですね。スクワットで足や股関節に力が入ることで骨盤内臓器(子宮・卵巣など)にしっかり血流を送ることができます。
運動は続けることが大切です。できなかった日があっても大丈夫。また始めればいいのです!
人によって体力が違うので運動は自分に合わせてやるようにしましょう。運動習慣がない人は軽いものから初めて少しづつ負荷をかけていってくださいね!