T様 41歳
T様は7歳のお子様いますが2人目がなかなか授からず当院へ来院。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で薬を飲まないと基礎体温も二相にならない状態。
生理前の胸の張りがいつもあり経血にも塊のようなものが混ざっている。1カ月前には妊娠するも流産してしまいました。
T様は、1人目の妊娠、出産後の体力の消耗による「気虚」と考えられました。「気虚」により卵子もうまく育たなくPCOSの症状も出ているのです。
PCOSは東洋医学では「陽虚」「気虚」などの症状です。「気虚」は気が弱いから卵子も育ちずらく排卵もしずらくなります。たくさんの未成熟卵が卵巣内に留まってしまうのも「気虚」が原因。
気の力が弱まると体のめぐりが悪くなり「気滞」「於血」「痰濁」などを引き起こし、これによって太りやすくなったりもします。
当院では「気虚」に対しての鍼灸治療、T様には運動と食生活の改善に取り組んでもらいました。
1カ月後、生理前の胸の張りが軽減。4カ月後にはいつも欲していた甘いものが欲しくなくなり、経血の塊もなくなってきました。病院では卵胞の育ちが良くなって内膜も厚くなってきたと言われたとのこと!
少しづつですがTさんの体は改善してきています。PCOSでも妊娠できます!継続は大変ですががんばりましょう!
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