T様 46歳
昨年から不妊治療を開始し、体外受精もしましたが妊娠には至りませんでした。
T様がとても不安に思っていたのは血液検査でFSHの値が高く、AMHの値が低い状態でした。これは卵子を育む卵巣の働きが弱くなり、卵巣に残っている卵子の数も少なく、妊娠を希望する方にとっては非常に厳しい状況を表しています。
このようなことから来院当初は、卵の質も良くないということで、採卵も難しい状態でした。
ご自身でも年齢的に相当卵巣の力は落ちていることを心配されており、できることはどんどん取り組んで行きたい、という要望もあり漢方と鍼灸治療併用することになりました。
Tさんはとても積極的で、お話しした食事や運動、生活習慣などの養生などはどんどん実行されているようです。
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例えば来院当初は、洋食や乳製品を好まれていましたが、今は和食中心にバランスよく召し上がられています。ちなみに乳製品に含まれる脂肪分は飽和脂肪酸といって、あまりたくさんとらないほうが良い成分です。
治療を開始して4カ月、低かった平熱も上がり、手足の冷えもだいぶ改善されてきました。
基礎体温も低温期、高温期がハッキリと別れ、良い状態になり、なんと採卵もできて、今は移植に向けて体の準備に頑張っていらっしゃいます。
「最近、妊活が楽しくなってきました!」とお話しされたTさん笑顔が、とても印象的でした!