基礎体温表のとり方、見方
「基礎体温表とり方が分からない。」
「基礎体温表を付けているけど自分の状態がどうなっていのか分からない。」
というご質問を受けることが意外と多いですね。
ここでは基礎体温表のとり方と見方をご紹介します。
とり方
目が覚めたら起き上がる前に寝たまま舌下に入れて測ります。毎日同じ時間でなくても起きた時間に測れば大丈夫。
基礎体温表に記録し前日の数値と線で結びます。月経、オリモノ、性交日など記号を決めて書き込んでください。
起きた時間が極端に違ったり、睡眠不足などがあった時は体温が変動する可能性もあるので、そのことも書き込んでおきましょう。
見方
典型的な基礎体温は低温期が12~14日前後続いた後排卵し、10日以上の高温期が続く二相式パターン。
病気や重いストレスがあるときを除けば、ほぼ0.3~0.5度の間で周期的に変化します。
低温期が長く続くと排卵障害、高温期が短いと黄体機能不全などが考えられます。
二相に分かれない場合は無排卵が疑われます。
オリモノは精子が子宮の中に入ってくるのを助ける為に排卵前に増えます。ネバネバしたオリモノが出たら排卵日が近いサインです。
ただ、二相に分かれていなくても排卵していることもありますし、排卵の前から体温が上がることもあります。
あまり体温表に過敏にならず、自分の体調、体のリズムを知るためにも測ってみましょう!