不妊治療(ホルモン剤)による頭痛

Tさん 35歳 女性(熊谷市)

Tさんは、結婚して8年。1年前から病院での不妊治療を開始されました。その時から生理の前になると辛い頭痛が起きるようになりました。

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症状としては生理1週間前ぐらいから重い感じがこめかみに出てきます。酷い時には吐き気を催すほどでした。

生理に関係するホルモンの中には血管を広げる作用を有するものがあるので、ホルモン治療の関係で、脳血管が拡張して、三叉神経を興奮させて頭痛になっていると思われるので、脳血管の拡張を調整するとされる鍼を頭のツボと、子宝鍼で気の巡りを良くする施術を行いました。

初回の施術で、身体が暖かく血流が全身に巡っている感じがするとのことでした。4回目の来院の時には、かなり頭痛が良くなり、8回目には、頭痛が起きなくなりました。

現在は頭痛のストレスもなくなり、採卵もでき順調に妊活に前向きに取り組んでいます。

元々片頭痛の素因があって、妊活のためにホルモンを外部から取り入れたために起きた症状と考えられますが、人間は本来治る力があるので、鍼灸治療でその力を引き出した良い例だと思います。

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