生理痛はあるのが当たり前???(1)

毎日の治療の中で気になるのは、女性に生理痛が多いこと!
不妊でお悩みの方にも生理痛があるケースが多いですね。
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聞いてみると
「毎月生理の時には鎮痛剤飲んでます」
「生理の何日かはただひたすら横になってます」
などのようにおっしゃいます。

病院で検査してもらったことはありますか、と聞くと
「え、友達も姉妹もみんな生理痛があるから、それが当たり前と思っていました!」
という答えも少なくありません。

本来「痛み」というのは
「身体のどこかがおかしいよ!」
という注意信号なのです。

医学的には「プロスタグランジン」という物質が生理痛と深い関係があります。生理直前から前半まで、プロスタグランジンという物質が急に増えます。この量が多すぎると収縮が強くなりキリキリとした痛みが発生します。血管を収縮させる作用もあるので、腰痛やだるさ、冷えがひどくなります。さらに胃腸の動きにも影響を与え、吐き気や下痢の原因にも。実は陣痛のときの痛みもこのプロスタグランジンが原因です。また、生理痛のある女性では、子宮内膜や経血に含まれるプロスタグランジンの量が生理痛のない女性より多いこともわかっています。

ただ鎮痛剤で痛みをマヒさせても、根本から治しているワケではありませんので安心してはいけません。

東洋医学では生理痛が起こる原因を「体質」という観点から見つけることができ、「体質」を改善してゆくことで生理痛そのものが起こらなくなります。
その体質に応じて鍼灸治療や漢方薬を使い改善に導きます。

また、普段の生活の仕方も生理痛を引き起こす要因となりますので注意が必要です。