Sさん 30歳男性 営業(鶴ヶ島市)
Sさんは中学生の時に交通事故に合ってから首を自分で鳴らす癖が起き始め、現在でも鳴らし続けています、仕事が営業なので、ストレスを感じると鳴らしてしまいます、鳴らさないとイライラしてくるためさらに悪循環になっています。
初回の症状としては、
・首、肩が何もしてなくてもつらい
・顔を左に向くと左首から肩、肩甲骨内がわに痛みが出る
・車の運転を長時間していても首、肩がつらくなる
という訴えでした。
検査をして、首の頸椎5,6番間に対応する筋力が弱かったので、首を鳴らし続けたため靭帯が伸ばされ関節を固定できないため、首を支える筋肉に緊張が生まれ、コリが生じ、コリ感を感じているのではと判断しました。
まず、Sさんに首を鳴らさないように伝えました。
頸椎の靭帯組織を再生することと、緊張している筋肉を緩める目的で、東洋医学的に「筋」は「肝」が関係するので肝経に鍼(はり)をしました。
初回の施術で何かいい感じがすると言って帰られました。
その後も週1回の施術で、通院してもらっています。施術後2~3日は良いのですが、また元に戻るとのことです。
長年首を鳴らし続けていたことと、ストレスが多い仕事、現在でもストレスがたまると首を鳴らしてしまうことを考えますと、これ以上悪化しないため、少しずつ回復させるためには定期的に通院してもらい体のメンテナンスをすることが大事なポイントです。