妊娠後、逆に不安に・・

S.Mさん 39歳

Mさんは早くにお子さんを授かりたいという思いで、ご結婚されてすぐに病院でタイミングをみてもらっていましたが
3年が経っても妊娠には至らず、ご夫婦ともに検査の結果は特に問題ありませんでした。

こちらに来院される前から漢方は服用されていて、更に体質の改善をしたいという思いから鍼灸治療を始められました。

治療をしていくと生理の状態が変わってきたり、ご自身でも体の変化を感じられていたようです。
養生も頑張っていただきましたが、なかなか妊娠には至らず、人工授精、体外受精とステップアップしていきました。

移植をされても陽性(+)の判定がでないことが続きましたが、いつも前向きに治療をされていらっしゃいました。
そして次の移植が保険適用としては最後の機会ということもあり、体調を整えて内膜スクラッチを実施して移植されました。

そして、待ちに待った陽性の判定がでました!

ただ今までは判定が陰性であっても前向きだったMさんが、妊娠されたことで逆に不安を抱くようになったのです。
胎嚢確認、心拍確認できても、胸の張りがあったり、なかったりと心配はつきないようでした。

ほどなく不妊治療専門病院から産科病院へ転院して赤ちゃんも順調に育ち、安定期を迎えて当院を無事にご卒業されました。

出産までの道のりでは、まだまだ心配はあると思いますが、母子ともに無事にご出産されることを心からお祈りしています。
また、赤ちゃんと元気な姿を見せに来て頂けたら嬉しいです!